技術ブログ
SKD11は冷間用金型鋼(通常使用硬さ:HRC58~62)SKD61は熱間用金型鋼(通常使用硬さ:HRC48~52)SKD11を熱間用として使われることは通常ありません。ではどのような違いがSKD11とSKD61にはある
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2024年10月25~27日に岩手県北上市で行われた『テクノメッセきたかみ』に出展しました。この展示会は地元の学生さん向けに地元の企業をアピールする目的で2年に1度開催されています。学生さんや一般の方に熱処理をイメージし
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9/3からオンライン熱処理勉強会がスタートしました。オンラインになってから4期生になります。 今回は18名の生徒様を迎えて9月から来年6月まで90分の授業を30回にわたって行っていきます。講師木村のオリジナル教
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●金属製品の応力について金属製品の製造や加工時には、さまざまな応力が発生します。加工時の応力、溶接時の応力、熱応力などが一般的に聞かれるものです。また、引張応力や圧縮応力という用語もよく登場します。またX線を使った応力測
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炉の温度と製品の温度には差が存在します。炉の温度は炉内の一定のか所に熱電対を設定し、そこの温度を測定しています。その温度によって炉を制御しています。一方製品の表面と内部では熱伝導の影響により温度差が生じるため、均一な熱処
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今回は、岩手県産業技術センター主催の研修に参加した話をしたいと思います。毎年この研修に参加しているんですが、企業の新商品開発や技術的な問題解決、製造工程の改善など、を目的として岩手県工業技術センター様が開催しています。そ
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SUS304について耐食性の実験をしてみました。『熱処理条件によって【本当に】ステンレスの耐食性は変化するのか』私たち熱処理業者はステンレスSUS304には鋭敏化というものがあり熱処理の方法次第では本来備えている耐食性を
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焼入れの方法には様々な方法があります。その中で『ソルト焼入れ』というものがあります。 その長所は製品を全方面からほぼ均一に加熱することができます冷却の速さは、油での冷却に比べて250℃以下の低温域でゆっくり冷や
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今回購入したものは全てSUS304です。〇焼鈍材〇フラットバーのコールド材〇フラットバーのホット材〇No.1(ナンバーワン)材 焼鈍材・・
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鋭敏化とは???本来『耐食性』を重視してオーステナイトステンレスを使っています。一定の場合に大事な耐食性を弱めてしまうことがあります。これを専門用語で【鋭敏化(えいびんか)】と呼んでます。鋭敏化について熱処理業者と共に取
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