高周波焼入れでは、高周波による誘導加熱を利用して表面焼入れを行います。電流を流すと、一般には断面一様に流れますが、周波数(Hz)が高くなると、表面層しか流れなくなります(表皮効果)。 高周波焼入れはこの表皮効果を利用した表皮加熱焼入れであり、焼入れ深さは周波数が高くなるほど浅くなります。通常、深さは1~2mm程度です。
> 武藤工業(株)の高周波熱処理
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