金属熱処理 Q&A

 機械構造用合金鋼(SCM435など) / 機械構造用炭素鋼(S45Cなど) / 浸炭焼入れ / 焼入れ / 硬さに関するお問い合わせ

S45CやSCM435に浸炭焼入できますか?焼入れ焼戻しより硬さが高くなるというのは本当ですか?

『通常』はやりません。

お客様の方で、内容を理解しそれでも浸炭焼入をするということを選択された場合は処理することは可能です。

 

浸炭焼入は、材質を選びます。
代表的なものでは、SCM415やSCM420ですよね。
浸炭焼入の目的は、表面を硬く中心部を粘り強くすることです。
その目的に合う材質がSCM415やSCM420なのです。
これらの材質は炭素の含有量が低いために浸炭焼入の目的に合った処理ができるのです。
S45CやSCM435では浸炭焼入をしても表面も中も硬くなってしまい浸炭焼入の目的は達成できません。
また表面は簡単に言うと炭素過多になり逆にもろくなるということにもなります。
ただ、浸炭焼入後の硬さは通常の焼入れより数値が上に出る傾向があります。

そのためS45CやSCM435で浸炭焼入をしたいという要望があるようです。
処理するときは事前に確認をとられてから依頼してくださいね。

 

材質によって価格が違いますし、できる熱処理も違います。
これらのことがペラ1枚にまとまっている資料がダウンロードできます。

▽『材料費の比較』と『熱処理対応』早見表ダウンロード

熱処理材料と価格

S45CやSCM435のシャフトならソルト焼入れを検討されるのもよいでしょう。

▽『ソルト焼入れ』と『油焼入れ』の比較資料ダウンロード

 

当サイトは、金属熱処理專門の武藤工業株式会社(神奈川・静岡・岩手)が運営しています。熱処理技能士が相談にお応えします



熱処理お役立ちライブラリ


会社概要