金属熱処理 Q&A

 真空熱処理 / 硬さに関するお問い合わせ

鍍金(メッキ)後のベーキングという熱処理はどのような目的で行う処理ですか?

鍍金後のベーキングは大別して2種類あります。

 一つ目は、

酸洗いで使用する塩酸の成分である水素をワークから放出するための200℃加熱・2時間保持する手法(米国規格)です。

これにより水素脆性を防止します。  

 

二つ目は、

無電解ニッケル鍍金の硬さを出現させるために400℃程度で真空熱処理を行います。

 

 

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