金属熱処理 Q&A

 ステンレス鋼(SUS304、SUS440Cなど) / 特殊材料 / 真空熱処理 / 磁性処理に関するお問い合わせ

磁気焼鈍の目的は何ですか?

目的は、『軟磁性材』が本来持っている性質の改善です。

同じ材質でも加工前加工後では値が変わってきます。

【重要な性質】

・保持力・・・磁場に対する反応の速さ(瞬発力)

・透磁率・・・磁場を与えたときの力の強さ(パワー)

 

【主な軟磁性材】

純鉄

パーマロイ

電磁ステンレス

パーメンジュール(鉄とコバルトの合金)

 

【使用例】

電磁弁の鉄心などの部品に行います。

電磁弁の開閉には素早い反応が必要です。

ここでいう瞬発力が重要というわけです。

 

当サイトは、金属熱処理專門の武藤工業株式会社(神奈川・岩手)が運営しています。熱処理技能士が相談にお応えします



「熱処理研究室」は、金属熱処理専門の武藤工業株式会社が運営しています。各種熱処理、熱処理を含む小ロットの加工案件などご相談ください。

お問い合わせ・お見積りはこちらから。

営業エリア:神奈川、静岡、岩手、東京、埼玉、山梨、青森、秋田、宮城、山形、福島など

熱処理お役立ちライブラリ


会社概要