金属熱処理 Q&A

 応力除去焼鈍 / 焼なましに関するお問い合わせ

熱処理って言葉が難しいです。「焼鈍(しょうどん)」と「焼なまし」って同じ処理ですか?違う処理ですか?

会社様によって呼び方が違うようですが、ここはJIS(日本産業規格)に基づき説明いたします。

現在のJISの中では「焼鈍」という言い回しは無くなりました。

昔はありました。

 

ですので昔の名残で「焼鈍」という言葉が今でも使われております。

現場レベルでは

完全に軟化させる目的の処理の場合は「焼なまし」と言い

応力除去を目的とする場合に「焼鈍」と言って使い分けている場合もあります。

 

処理名の言葉よりも処理の目的を伝えれば間違いなないです。

 

どういうことかというと

弊社としてもお客様からの依頼が「焼なまし」または「焼鈍」であっても

必ずその処理の目的をヒアリングするようにしています。

なぜなら

目的によって熱処理の温度は変わります。

 

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