金属熱処理 Q&A

 合金工具鋼(SKD11、SKS3など) / 機械構造用合金鋼(SCM435など) / 炭素工具鋼(SK3など) / 硬さ / 高炭素クロム軸受鋼(SUJ2など)に関するお問い合わせ

検査用のピンゲージを自作するのですが材質選定にあたりどのようなことが考えられますか?

検査用のピンゲージに求められるものは以下のことが考えられますよね。

【硬さ】

使用するにつれて擦り減ったり、摩耗しないよう全体的に硬さが求められます。

 

【経年変化】

時間の経過に伴い寸法変化を極力少なくするために

焼入れ焼戻しするものであれば、サブゼロ処理をするかどうかも検討範囲です。

 

【材料費】

コストは材料選定の重要な要因です。

既製品のピンゲージのカタログを見ますとSUJ2を採用しているものを散見します。

一般的に、SKS3がよく選定されています。

         材料価格の比較

 

【熱膨張係数】

使用環境によっては考慮する必要があります。

 

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