金属熱処理 Q&A
歪む・曲がる / 浸炭焼入れ / 硬さ / 高周波焼入れに関するお問い合わせ
熱処理後に処理する研磨の『研磨シロ』を増やした場合の影響を教えてください。
高周波焼入や浸炭焼入は
安易に研磨シロを増やすと
研磨処理で
表面の硬化層を
研削することになり
完成品の表面硬化不足になる
おそれがありますので注意が必要です。
また
研磨シロを増やした場合
研磨処理の時間やコストに影響がでます。
例えば
径が細い製品や
厚みが薄い製品
(形状が不安定)などで
通常よりも研磨代を増やすと
製品にあまり力をかけられない
(研磨で追い込めない)ために
コストにかなり影響してきます。
逆に
径が太い製品や
厚みが厚い製品
(形状が安定)などで
通常よりも研磨シロを増やしても
コストへの影響は少ないようです。
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