金属熱処理 Q&A

 機械構造用合金鋼(SCM435など) / 浸炭焼入れ / 硬さに関するお問い合わせ

浸炭焼入をした場合、SCM415とSCM420では硬さの違いがでますか?

たとえば
同じ製品を
『SCM415で作ったもの』と
『SCM420で作ったもの』を
比較できたら硬さの違いがわかりやすいですよね。

 

弊社のお客様で実際に調べた方がいらっしゃいます。

 

浸炭焼入した場合には
たとえ「表面硬さ」で「硬さの差」がでなくても
「内部の硬さ」で明らかな差が出てきます。
同じ条件で浸炭焼入したSCM415とSCM420では
硬化層深さにも若干ではありますが差が出てきます。

 

理屈では
『そりゃSCM420のほうがC%が高いのだから当たり前でしょ』
と思いますよね。

 

ただ、その違いを比較している情報って
WEBで調べてもなかなか見つけられませんでしたので貴重なデータです。

 

\ 熱処理にお困りですか? /
熱処理技能士とチョット話したいんだけど…

 

通常、「内部硬さ」は製品を切断して
その切断面をきれいに磨いて
『ビッカース硬さ試験機』という
顕微鏡のような試験機で測定しないと分かりません。

 

▽『材料費の比較』と『熱処理対応』早見表熱処理材料と価格

 

当サイトは、金属熱処理專門の武藤工業株式会社(神奈川・静岡・岩手)が運営しています。熱処理技能士が相談にお応えします



「熱処理研究室」は、金属熱処理専門の武藤工業株式会社が運営しています。各種熱処理、熱処理を含む小ロットの加工案件などご相談ください。

お問い合わせ・お見積りはこちらから。

営業エリア:神奈川、静岡、岩手、東京、埼玉、山梨、青森、秋田、宮城、山形、福島など

熱処理お役立ちライブラリ


会社概要