金属熱処理 Q&A

 焼なまし / 窒化処理に関するお問い合わせ

ガス窒化後に加工漏れが発覚し、製品をナマシたいのですがどうすればよいですか?

ご質問の窒化処理はSACM645 520℃で20時間保持のものとのことです。

 

ガス窒化処理後の追加工は難しいです。

理由は、軟窒化と違い窒化層が約0.1~0.3mmもあります。

そこで製品に高い温度をかけて窒化層を軟化できないかということになります。

 

しかし、500~600℃の温度をかけても実際には窒化層はほとんど影響を受けないようです。

むしろ、母材硬さが影響を受け軟化し、寸法が変ってしまうでしょう。

窒化と軟窒化の違いはこちら

 

 

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