金属熱処理 Q&A
ステンレス鋼(SUS304、SUS440Cなど) / 焼入れに関するお問い合わせ
SUS304を熱処理で硬くすることはできますか?もしできなければどのようなSUS(ステンレス)でしたら焼入れすることができたり硬くすることができますか?
ステンレスは以下の4種の分類があり、マルテンサイト系が焼入れできます。
①フェライト系(SUS430等)
・・・熱処理しないことが多いです。焼きなましといって柔らかくする熱処理をすることがあります。
②オーステナイト系(SUS304、SUS303等)
・・・全体的に硬くはなりませんが、窒化処理をして表面数ミクロンを硬くすることができます。
③マルテンサイト系(SUS420J2、SUS440C等)
・・・コレです。焼入れして全体的に硬くなります。
④析出硬化系(SUS630等)
・・・焼入れとは少し違う熱処理のプロセス(析出硬化処理)をして全体的に硬くなります。
→ 『ステンレスの区分』と『熱処理対応』早見表をダウンロード
ステンレスと他の特殊鋼との価格の相対比較ができます。
ステンレスにはどのような熱処理が通常行われているのかが分かります。
ペラ1枚にまとまっているのが特徴です。
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