金属熱処理 Q&A

 焼なましに関するお問い合わせ

『球状化焼なまし』の方法は数種類あるようですが、どの方法が世の中で一般的に行われているのですか?

以下の方法が最も一般的です。
なぜなら簡便な方法だからです。


焼ならしを施した素材を760℃近傍に加熱しA1変態点直下に冷却し保持します。

その後650℃近傍まで約20℃/時間で徐冷し大気中で放冷する手法です。


最初に焼ならしを行う理由は、初析セメンタイトの影響を排除するためです。

なお、設備の条件としては焼入れ用のプログラム制御ができる炉になります。

 

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