金属熱処理 Q&A
真空熱処理に関するお問い合わせ
熱処理でベーキングというのはどのような処理ですか?
金属熱処理でベーキングとは
一般的にメッキ品に対する熱処理を言います。
その種類(目的)は以下の二つに分かれます。
①メッキ後の水素脆性の除去
メッキ処理工程で
製品の内部に水素が入り込み
その影響で製品が脆くなる(水素脆性)の
除去を目的として施す熱処理です。
(100~200℃程度)
※メッキをしたら必ず処理しなければ
ならないというわけではなく
依頼者の希望により施すようです。
通常メッキ屋さんで処理します。
②無電解ニッケルメッキの硬さアップ
無電解ニッケルメッキをした製品の膜厚硬さを
増すために施す熱処理です。
(400℃程度)
真空炉で行います。
400℃程度で処理しますので
製品の母材硬さが
低下しないような
前処理・材質を選択する必要があります。
また、母材硬さが変化すると
寸法も変化する可能性が高いです。
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