金属熱処理 Q&A

 伸びる・縮む / 合金工具鋼(SKD11、SKS3など) / 焼入れ / 焼戻し / 真空熱処理に関するお問い合わせ

SKD11の焼入れ焼戻しをする時に、低温焼き戻しの場合と高温焼き戻しの場合とで、寸法の経年変化について違いがありますか?

SKD11などでは低温焼き戻しの方が高温焼き戻しよりも寸法の経年変化が小さいです。

このことは、特殊鋼メーカー様のカタログなどで、そのような記事が出ております。

 

↓リンクを参照してください。

大同特殊鋼㈱のDC53の資料

 

寸法の経年変化対策だけを

考えれば低温焼き戻しのほうが

高温焼き戻しよりも良いです。

ただし、

使用目的や熱処理後の加工の種類によっては

高温焼き戻しを選択すべき時があります。

高温焼き戻しをしつつ

寸法の経年変化対策として

サブゼロ処理や

安定化処理を

施しております。

 

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