金属熱処理 Q&A

 伸びる・縮む / 問題解決 / 焼入れ / 焼戻し / 熱処理方法 / 硬さに関するお問い合わせ

熱処理した後に加工漏れが見つかりました。修正するにあたって、どのような判断がリスクが少ないですか?

まずは熱処理後の状態で

追加工できるか判断します。

 

出来ないのであれば

さらに高い温度の『焼き戻し』で

その漏れ加工が、できる硬さまで

軟化させることが可能かを検討します。

 

これも出来ないのであれば

最後に『焼きなまし』を選択する

ことになるでしょう。

 

この場合は加工漏れ箇所の加工後に

再度『焼入れ焼戻し』をすることになります。

 

既に仕上がった部分があった場合は

再焼き入れ後に、以前の仕上り寸法ピッタリには

戻りませんので注意が必要です。

 

当サイトは、金属熱処理專門の武藤工業株式会社(神奈川・岩手)が運営しています。熱処理技能士が相談にお応えします

 



「熱処理研究室」は、金属熱処理専門の武藤工業株式会社が運営しています。各種熱処理、熱処理を含む小ロットの加工案件などご相談ください。

お問い合わせ・お見積りはこちらから。

営業エリア:神奈川、静岡、岩手、東京、埼玉、山梨、青森、秋田、宮城、山形、福島など

熱処理お役立ちライブラリ


会社概要