金属熱処理 Q&A

 高周波焼入れに関するお問い合わせ

SUS420J2の複雑形状の板材(t0.8mm)の一部分を硬化したいのですが、お客様側では試作で高周波焼き入れをしてうまくいったとのことでした。量産になった時を見据えて何か注意すべきことはありますか?

当然のことながら
形状が複雑で、薄いですので
試作での評価は欠かせないと思います。
 
※薄いので溶ける、変形などの
リスクは高いと思います。
 
またその後、
量産の可能性がある
とのことですから
試作の段階から
量産を見据えた処理方法が
選択されているのか
見極める必要があります。
 
段取りに時間がかかり
一定時間内に対応できる
処理量が少ないと
コストに響くと思います。
 
『ステンレスの区分』と『熱処理対応』早見表

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