金属熱処理 Q&A

 ステンレス鋼(SUS304、SUS440Cなど) / 機械構造用合金鋼(SCM435など) / 機械構造用炭素鋼(S45Cなど) / 浸炭焼入れ / 窒化処理 / 調質に関するお問い合わせ

市販のボルトを熱処理で硬くしたいのですが可能ですか?

ボルトの頭の部分がかじってしまうとのことでした。
 
熱処理することは可能です。
材質の確認が必要です。
 
 
(浸炭焼入に向くもの)
SCM415
SCM420・・・など
 
(調質するもの)
SCM435
SCM440
S45C・・・・など
 
(窒化するもの)
SUS304 ・・・など
 
熱処理をしますと
引張り強さなどで表される本来のボルトの強度は変りますので
設計上の検証は必要になると思います。
 
また、ボルトの使用か所が高温度の場合には熱処理の効果が出ないことも考えられます。
 
 
ボルトにメッキなどしてありますと
熱処理前にショットブラストをして
メッキをはがす場合があります。
 

当サイトは、金属熱処理專門の武藤工業株式会社(神奈川・岩手)が運営しています。熱処理技能士が相談にお応えします



「熱処理研究室」は、金属熱処理専門の武藤工業株式会社が運営しています。各種熱処理、熱処理を含む小ロットの加工案件などご相談ください。

お問い合わせ・お見積りはこちらから。

営業エリア:神奈川、静岡、岩手、東京、埼玉、山梨、青森、秋田、宮城、山形、福島など

熱処理お役立ちライブラリ


会社概要